SSブログ

ローウェル骨董店の事件簿 [椹野道流]

スポンサードリンク




こちらは、
イギリス・ロンドンが舞台。

しかも時代は第一次大戦の直後。

徴兵を拒否して服役した兄と、戦争で負傷して帰ってきて、

検死官をしている弟。

兄は親から引き継いだアンティークショップを経営。

馬車に変わって自動車がようやく警察に配備された、

そんな時代です。


兄は戦死した親友の子どもを預かることにしますが、

その子は父の死のショックから言葉が話せなくなっています。

弟は新米刑事になった幼馴染に頼まれて

警察の捜査の手伝いをするようになり、

その繋がりで、兄も捜査にかかわってゆきます。


お互いに気遣いしあって、

うまくいかない兄弟。

兄と子どもが同居するようになって、

その子のおかげて、やや話をするようになる兄弟。


そんな設定の物語に、

スコットランドヤードの刑事を困らせる事件が絡んで、

「事件簿」が語られていきます。



この時代、

この設定で、書きたかったのだろうなあ、とは思います。


まあ、心地よく読めますし、特に文句はありません。


・・・・しかし、必要ですか?

と正直思いますね。


わたしにとっては、

「最後の晩ご飯」シリーズだけで十分です。















ローウェル骨董店の事件簿 (角川文庫)

ローウェル骨董店の事件簿 (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/01/23
  • メディア: 文庫





スポンサードリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。