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最後の晩ごはん「夜の花火とかき氷」 (第9巻) [椹野道流]

「晩ごはん」シリーズもいつのまにか第9巻!

もう

お馴染みの

海里、夏神、ロイドというキャラクターも定着して、

シリーズの強みがどんどん出てきました。

今回は間違って死んでしまって成仏できない幽霊が登場。


なのですが、ロイドと海里の絆の話でもあります。


芦屋を舞台にしているので、そこも個人的には嬉しい作品です。


9巻中どれを読んでも間違いのないシリーズです。



最後の晩ごはん 海の花火とかき氷 (角川文庫)

最後の晩ごはん 海の花火とかき氷 (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/12/21
  • メディア: 文庫



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ローウェル骨董店の事件簿 [椹野道流]

こちらは、
イギリス・ロンドンが舞台。

しかも時代は第一次大戦の直後。

徴兵を拒否して服役した兄と、戦争で負傷して帰ってきて、

検死官をしている弟。

兄は親から引き継いだアンティークショップを経営。

馬車に変わって自動車がようやく警察に配備された、

そんな時代です。


兄は戦死した親友の子どもを預かることにしますが、

その子は父の死のショックから言葉が話せなくなっています。

弟は新米刑事になった幼馴染に頼まれて

警察の捜査の手伝いをするようになり、

その繋がりで、兄も捜査にかかわってゆきます。


お互いに気遣いしあって、

うまくいかない兄弟。

兄と子どもが同居するようになって、

その子のおかげて、やや話をするようになる兄弟。


そんな設定の物語に、

スコットランドヤードの刑事を困らせる事件が絡んで、

「事件簿」が語られていきます。



この時代、

この設定で、書きたかったのだろうなあ、とは思います。


まあ、心地よく読めますし、特に文句はありません。


・・・・しかし、必要ですか?

と正直思いますね。


わたしにとっては、

「最後の晩ご飯」シリーズだけで十分です。















ローウェル骨董店の事件簿 (角川文庫)

ローウェル骨董店の事件簿 (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/01/23
  • メディア: 文庫



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「最後の晩ごはん」~旧友と焼きおにぎり~ [椹野道流]

「最後の晩ごはん」シリーズの最新作にして、6作目の作品。

カイリの後輩が店に訪ねてきます。

舞台をもっとやりたい彼は、芸能プロとの契約を更新せず、

その話を聞いてカイリは心中穏やかではありません。

そこへ刑事の涼彦がやってきて、ある事件’(?)の解明のために、

奥池の家まで一緒に行って欲しいと言います。

出かけていった家に住む女性は、昔のカイリの舞台のファンで・・・・。

この家の不思議の謎の解明と解決、さらにカイリの今後、

また、昔の傷をようやく見つめるようになった店長夏神など、

あらたな進展を次回に予想させる内容です。


この作品の中で、「たこ好」や「カロル」といった芦屋のお店が

出てきます。どちらも好きなお店なのでちょっと嬉しい。

芦有道路(有料の道路です)でしか行けない芦屋奥池。

夏はたしかに冷房がいらないくらいに涼しいのですが、

冬は雪が積もり、そうなると通行止。

いわゆる「下界」とはかなりの温度差があります。

夏の別荘が多いのですが、普通に住んでいる住民もいる

高級住宅地が奥池です。

芦屋独特の環境がちょっとわかりますね。





最後の晩ごはん  旧友と焼きおにぎり (角川文庫)

最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: 文庫



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「最後の晩ごはん」ふるさととだし巻きたまご [椹野道流]

「最後の晩ごはん」シリーズがおもしろい。


こういった「お腹が空く」ものは困るんですけど。

夜中に何か食べたくなってしまう。

しまうのだが、そこまで美味しいものはすくには作れない

ので・・・・。なんとなく諦めて本に戻る。


芸能界から「干された」五十嵐カイリが、芦屋の定食屋さんで

働きはじめるのですが、絶妙の料理をつくるマスターの夏神さんと、

「メガネ」のロイドさん、というちょっと変わった人たちと一緒に、

やってくるお客さんのために「晩ごはん」を作ります。

こう言ってしまえば、まあ、そのまんまなんですが。


「ふるさと~」の次は

「小説家と冷やし中華」

「お兄さんとホットケーキ」

「刑事さんとハンバーグ」

と続いて、一気読みできてしまう、お手頃な楽しさ。

「お手頃」というのは、褒め言葉ですから、念のため。


この間に、お兄さんとの仲直りというか「相互理解」あり、

刑事さんの悲しい思いがあり、

果ては幽霊も饗すという、ちょっと珍しい定食屋さんのお話しです。
 

やはりKindle版がお得ですね。

特に「本」として保存しなくていいなら、どこでもすぐに読める

Kindle版がいいと思います。

本も溜まると本当に困りますから。(これシャレじゃないですから)






最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)

最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/10/25
  • メディア: 文庫



最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵<最後の晩ごはん> (角川文庫)

最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵<最後の晩ごはん> (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2014/10/25
  • メディア: Kindle版



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