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歌舞伎町ダムド [誉田哲也]

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文庫本が発売されていますね。

この「歌舞伎町ダムド」は私にとっては初「誉田哲也」でした。

しかもブラック誉田。

ショックでしたね。


こんなふうに描く作家がいるんだ!


というショック。


この凄まじい描写にほとんど眩暈しながら


それでも途中でやめられず、

読み切ったのでした。


あ~、なんかすごいモノ読んだ、


と思いました。


その後「ジウ」を読み、

「歌舞伎町セブン」を読み、


この流れで、「ノワール」につながるのですが、


もちろん「ホワイト・誉田」もその間読んでいたので。


改めて読み返してみると、

グロい描写はあるけれども、


なんというのか、

ストーリーは健全な、

健全な、という言い方がいいのかどうか、

他の言葉がみつからないのですが、

まあ、健全な物語かなあ、と思いました。


素子、またはミサキのシンプルに強さを求める

一途さと、それを利用しようとす「新世界秩序」

セブンの仲間たちと、東弘樹。


登場するキャラがはっきりしてきて、

「ノワール」以後も楽しみです。


・・・・しかし、

ずっと持て余している「超能力士事務所」


なかなか読み切れません。


というか途中でくじける。

それも最初の数ページで。


これなんとかしてください!


こちら文庫です。



歌舞伎町ダムド (中公文庫)

歌舞伎町ダムド (中公文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/02/21
  • メディア: 文庫





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