SSブログ

チョコレートコスモス [恩田陸]

スポンサードリンク




これは「蜜蜂と遠雷」のあとの作品ですね。

ピアノのコンクールから、演劇のオーディションに舞台が

変わりました。


この作品も「蜜蜂~」と同様に一気に読みました。


このよう戦いの場になると、

緊張感が増して、作者も力が入るのでしょうか。

とてもよかったです。

と同時に

作者の演劇に対する造詣の深さ、

脚本の知識だけでなく、演じるという行為そのものに

対する半端ない関心、役を演じるとはどういうことなのか、

考えさせられました。

「蜜蜂~」はクラシック音楽の特にピアノについて

文字で表すことに挑戦されていましたが、演劇もまた、

文字で表すことの難しさを思うと、

こうしたチャレンジに拍手を送りたいと思いますね。


しかし、

「飛鳥」は真似を研究し、

真似を極め、

演劇の世界へと飛び込むのですが、

この自意識の無さが今後どのように

変わってゆくのか、

見たい(読みたい)ものです。



この作者には気合の入った、このようなバトルを

書いてほしいです。












スポンサードリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。