沈黙のパレード [東野圭吾]
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久しぶりのガリレオシリーズ。
湯川の登場です。
帰国して教授になっています。
シリーズものの魅力は、なんといっても主人公のキャラクターでしょう。
自分は新参者の加賀恭一郎が好きです。
新参者は一応の結末を見たので、もう終わりかな、と思っています。
また、キャラクターにとっても、妙に生きのびるより幸せか、と思います。
この湯川の場合、これまでは言わば理論の人。
ところがこの作では、俗塵に混じるというのか、
関係者の店の常連になっています。
ちょっと違和感があります。
エンタメ小説にとっては、シリーズものは人気の証であり、特にミステリーでは
探偵の存在が肝ですし、一度認められた探偵は長く主役を務めることになります。
そこが、逆に難しいところですね。
どこで終わるか、という点で。
いい意味でマンネリ化して、楽しく続けることができるものもありますが・・・
たとえば、晩御飯シリーズ?
ガリレオはミステリーであり、それもかなり魅力的な湯川という人物が主役です。
「マンネリ」というものとは無縁であってほしいですが、
そのためには、どこかで「終わり」にしなければならないでしょう。
多作な作家ですから、新たなシリーズもの、たとえば「マスカレードホテル」のような作品もあります。
単発作品も面白いです。
ですから、もうガリレオはいいのではないでしょうか?
「ただ消えゆくみ」と思っていますが・・・。
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久しぶりのガリレオシリーズ。
湯川の登場です。
帰国して教授になっています。
シリーズものの魅力は、なんといっても主人公のキャラクターでしょう。
自分は新参者の加賀恭一郎が好きです。
新参者は一応の結末を見たので、もう終わりかな、と思っています。
また、キャラクターにとっても、妙に生きのびるより幸せか、と思います。
この湯川の場合、これまでは言わば理論の人。
ところがこの作では、俗塵に混じるというのか、
関係者の店の常連になっています。
ちょっと違和感があります。
エンタメ小説にとっては、シリーズものは人気の証であり、特にミステリーでは
探偵の存在が肝ですし、一度認められた探偵は長く主役を務めることになります。
そこが、逆に難しいところですね。
どこで終わるか、という点で。
いい意味でマンネリ化して、楽しく続けることができるものもありますが・・・
たとえば、晩御飯シリーズ?
ガリレオはミステリーであり、それもかなり魅力的な湯川という人物が主役です。
「マンネリ」というものとは無縁であってほしいですが、
そのためには、どこかで「終わり」にしなければならないでしょう。
多作な作家ですから、新たなシリーズもの、たとえば「マスカレードホテル」のような作品もあります。
単発作品も面白いです。
ですから、もうガリレオはいいのではないでしょうか?
「ただ消えゆくみ」と思っていますが・・・。
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