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屍人荘の殺人 [今村昌弘]

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書店でかなり目立つ場所に置かれていますね。

発売当初はそうでもなかったような気がします。

ミステリーというよりも、最近多い設定ミステリーというのか、
環境ミステリーというのか。

あまりネタバレはできませんが、ありえない環境が設定され、
そこで殺人が起こるのですね。

探偵役は大学のミステリー研究会のメンバーと同じく大学生の
女性名探偵(らしい)のコンビ。



でもねえ、一種の極限状況が、確かに読んでいて荒唐無稽にならずに、
ちゃんと読ませるところは、さすが、と思うのですが、
そういう状況で起きる殺人は、ちょっとどうなの?と思ってしまいます。


たまたま、こんな状況になったために、
普通ならトリックにはなり得なかった事がなっていて。


なんだかな、と思います。


ただそこに拘らずに恐怖もの、というか、極限ファンタジー、
というと語弊がありますが、
作品としてはそれなりに面白かったです。


探偵にもう一つ魅力がないかなあ。





屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

  • 作者: 今村 昌弘
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/10/12
  • メディア: 単行本






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