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「道標」 東京湾臨海署安積班 [今野敏]

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こちらも待望の「安積班」

短編集です。

が、安積の警察学校時代や交番勤務時代、新米刑事時代、

湾岸署に赴任したばかりのころ、というように歴史を振り返っています。

その中でも、特に速水との関係、現在にもつながっている班のメンバーたちとの

関係が改めて描かれていて、このシリーズの魅力を確認できます。


同時期に出された2冊の新刊。

二人の警察官の、

方や「公務員として国民に尽くす」

方や「いい刑事になる」

そういう自分を信じて、かつ周りもそうだと疑わず、

ある意味、理解されにくい生き方をしてきたこれまでの軌跡。

そうして、そんな中で彼らにしてみれば「思いがけず」周りに愛されてきた、

生き方。

読者としても、愛さずにはいられない警察官たちです。

こういう作品を出してくれるから

今野敏という作家から離れられないのですよ。


あれ?

新刊でもなかった??

いつもの書店で、新刊書コーナーで見つけたのですが、

昨年11月の発刊になってますね。
すみません。



道標 東京湾臨海署安積班

道標 東京湾臨海署安積班

  • 作者: 今野敏
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2017/11/30
  • メディア: 単行本





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