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アキラとあきら [池井戸潤]

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池井戸潤の最新作です。

早くもドラマ化が決定。

キャストも決定。

向井理と斎藤工。

この人の作品は「半沢」伝説ばかりでなく、

「下町ロケット」「民王」等で実績がありますから、

ドラマ化がしやすいのでしょうね。


この「アキラとあきら」は


二人のあきらの物語です。


片や親の工場が倒産。

片や企業の社長の息子。

この二人が

銀行の同期入社。

同期の中で頭角を表し、

優秀なバンカーに成長していきます。

このあたりは、

池井戸潤の得意の展開ですね。



少年時代から物語は始まります。



大人になってからは

同じ銀行でのライバルとして、

互いに認め合う存在となり、


父の会社を救うために銀行を退社したあきらと、


その会社を救うための

救済策を練るあきら。


父のふたりの弟、という

経営者失格の存在も、

もちろん必要不可欠で、

このあたりはもう手馴れたものです。


長編ですが、

あっというまに読める楽しさがあります。


これは、

この人の作品に共通の魅力ですね。


ドラマも見たいかな??


まあ、小説だけで私は十分です。







アキラとあきら (徳間文庫)

アキラとあきら (徳間文庫)

  • 作者: 池井戸潤
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 文庫





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