Sの継承 上下巻・・・・継承は続く [堂場瞬一]
スポンサードリンク
この人の作品は初めて読みました。
「Sの継承」
ミステリーですからネタバレしないように書くのが難しいです。
まあ、「クーデター」の物語ですが、
50年前の未遂に終わった事件が、
実は完全には終わっていなくて、
50年後になって再び蘇った、というストーリーですね。
50年を経ても、
「クーデター」で目指すものが同じ、というのは、
日本という国の、
ある意味の「変わらなさ」の表れなのでしょうか?
ただ、その方法として、
ネットが使われ、
情報が拡散されることで、
成功しかけ、
また失敗も早かった、という、
「現在」の状況がよく出ています。
たとえば大規模なデモも、
SNSでの呼び掛けなどで起こる。
そういう社会の危うさと
意図的に操作される情報の危うさ。
そんなことを考えているうちに、
新たな「クーデター」は終わってしまうのですが。
なお「Sの継承」は続いてゆく。
いつか、もっと他の手段で、
もっと強力なグループが作れたら、
別の変革が可能かもしれない。
そんなことも考えました。
次は近未来を設定して、
「継承」の結果を書いてほしいですね。
この作者の作風からすると、
それは無しでしょうか。
この作品しか読んでいないので、
他の作品も読んでみたいと思います。
スポンサードリンク
この人の作品は初めて読みました。
「Sの継承」
ミステリーですからネタバレしないように書くのが難しいです。
まあ、「クーデター」の物語ですが、
50年前の未遂に終わった事件が、
実は完全には終わっていなくて、
50年後になって再び蘇った、というストーリーですね。
50年を経ても、
「クーデター」で目指すものが同じ、というのは、
日本という国の、
ある意味の「変わらなさ」の表れなのでしょうか?
ただ、その方法として、
ネットが使われ、
情報が拡散されることで、
成功しかけ、
また失敗も早かった、という、
「現在」の状況がよく出ています。
たとえば大規模なデモも、
SNSでの呼び掛けなどで起こる。
そういう社会の危うさと
意図的に操作される情報の危うさ。
そんなことを考えているうちに、
新たな「クーデター」は終わってしまうのですが。
なお「Sの継承」は続いてゆく。
いつか、もっと他の手段で、
もっと強力なグループが作れたら、
別の変革が可能かもしれない。
そんなことも考えました。
次は近未来を設定して、
「継承」の結果を書いてほしいですね。
この作者の作風からすると、
それは無しでしょうか。
この作品しか読んでいないので、
他の作品も読んでみたいと思います。
スポンサードリンク
2016-12-10 11:06
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0